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人生観すらも変えた入院中の出来事
自分は入院なんて絶対しないし、したくない。
ずっとそう思ってきました。
第一、病気の方が沢山いるところで生活したり寝泊りしたら逆に体が悪くなる…。
不遜にもそんな考えも持っていました。
でも、人生何が起こるかわからないものです。
遡ること今から数年前、私はある婦人科系の病気で手術を受けることが決まり、とある病院に20日間ほど入院することになりました。
そこで色々なスタッフの方にお世話になりました。
当時、私は治療薬の副作用?で不安発作を起こしたりしていたのですが、夜中に発作を起こした恐怖から泣きついたときに対処してくれた夜勤看護士の方々。
病院の夜はなんとなく怖そう…という印象でしたが、誰かが夜中起きていてくださることのありがたみを痛感しました。
それから、毎日のように部屋の清掃に来てくださったお掃除スタッフの元気なおばちゃん。
彼女の勢いのあるあいさつの声や、きびきびした動作を見ているだけでも元気づけられました。
それと、さまざまな病気で入院していた同じフロアの患者さん。
入院中に迎えた雛祭りの日、女性だけのささやかなお茶タイムに誘ってくださって、とてもあたたかな時間を過ごさせていただきました。
そして、今でも一番感謝しているのは、病室が一緒だったある方に大変お世話になったことです。
私が手術を受ける当日の朝早く、病院の屋上に上がり、とても美しい日の出のポラロイド写真を撮って私にプレゼントして下さいました。
その方は、今はもうこの世にはいません。
その方が亡くなった知らせを受けたときは、目が溶けるんじゃないかと思うほど泣きました。
朝日のポラロイドは、今は私の一番の宝物です。
入院なんてしたくない…。
病院なんて嫌いだ…。
そんな私の先入観、いえ、もしかすると人生観すらも大きく変えてくれた、とても大切な思い出です。
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